最強のふたり Intouchables 映画感想
最強のふたり Intouchables 映画感想
★★★★★
2011年製作 113分 フランス PG12
※この先、少し映画の内容に触れています。
こんなご時世ということもあり
「フルートベール駅で」や「デトロイト」など
人種差別を題材にした映画が注目され始めていますね。
様々な作品がありますが、
この作品は境遇、人種を超えた友情に感動させられます。
体が不自由なパリの富豪、フィリップは、
新しい介護人を雇うため面接をしていました。
そこに現れた一人の青年ドリスは、雇いにもらいに来たわけではなく
失業保険をもらうため、逆に不合格のサインがほしいというのです。
面接でも音楽やユーモアの話をする彼を気に入り、
介護人にすることに決めたフィリップ。
ドリスは戸惑いながらも介護人として働き始めます。
ドリスはフィリップに対して分け隔てなく特別扱いせず接します。
時には外に連れ出したり、一緒にふざけたり、
飾らない素直なドリスをフィリップは徐々に受け入れ始めます。
周りの人から反対されても
「彼は私に同情しない。彼の過去や素性は関係ない」
こう言えるほどの関係。
そんな二人のストーリーはなんと実話なのです。
置かれた環境が違う二人がお互いを尊重し合うって素敵だなあ。
笑いもあり、涙もありな素晴らしいこの作品ですが、
なにがいいかって
俳優さんたちの飾らない笑顔が本当にいい。
こちらまで思わず笑顔になります。
わたし、フランス映画ってまだ本当に未開なので、
もっと開拓しなければ・・・
実はすごく久しぶりにこの作品を観たのですが、
冒頭に流れるEarth, Wind & FireのSeptemberですべてが蘇りました。
最強すぎる。
実は今注目している映画が。
”植物が人間を支配する”といったお話みたいです。
いかにも私の好きな感じの・・・楽しみ。
これから次に注目している映画などもどんどん載せようかな。